【1】アンブレラカラー?サーフェスカラー?
こんにちは!
大阪・北堀江でhair atelier HUEで
代表をしてます美容師のアオキコータこと
あおっきーです!!
新たに自分のためにスタイルや薬剤選定の記録
同業者またはお客様もタメになるキュレーションを
この一年はがんばって続けて投稿していこうと思います!
またヘアスタイルに関しては
https://www.instagram.com/a.o.k.k.y
と連動し、こだわった部分などは
こちらで記載していきます!
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インスタグラムなどのDMで
送ってもらえたと思います!
では本題のスタイルいきましょう!
アンブレラ?サーフェス?
いろんな呼び方があるかと思いますが
伝わればいいでしょう!
表面カラーですね!
この技法のメリットは。。。
- 時短でデザインが作れる
- 伸びてきてもハイライトぽくなり気にならない
- リタッチも簡単にできる
- 全ブリーチ、インナーカラーと比べてもダメージは小さい
などでしょうか?
飽きてもローライトみたいに
ベースよりも暗くしてハイライトとは
違った立体感を表現するのもありですね!
さて上記のメリットの1番目の
”時短でデザイン”ですが
セクション取りはこんな感じです。
↓
パート線に対して指2本分で楕円形でセクショニング
(画像はスクエアですがつむじの分かれクセをみて柔軟に)
そしてお客様とカウンセリングをした上で
根元を詰めてブリーチか空けてハイライトっぽく
仕上げるか決めて施術します
今回は根元まで詰めていきました。
【使用薬剤】
1ST
b-ブリーチ(BEX) 2倍 ox6%
を塗布しラップをしそのままベースカラーに移行
ベース部
BLカラー(フィヨーレ)4GA:3MT 1:1 3%
30分放置
シャンプー台にてサーフェスの2nd
バブルガムパープル(ANAP)塗布後10分放置
こんな感じです!!
なぜb-ブリーチなのか?
このブリーチ剤はホイルワーク、長時間放置向けで
初速は緩やかだけど30分後は青ブリーチに
匹敵するほどのリフト力。
表面の髪は物理的なダメージもあるので
できるだけマイルドなブリーチでいきたい。
青系ブリーチは初速が早くベースを
塗り終わるころに適正トーンになりかねないので
そのあとは思っていないダメージにつながります。
あとはコスパと塗りやすさもb-ブリーチは好きです
ANAPを選択した理由
サーフェス部のオンカラーは希望されるオーダーによりますが
表面だからこそ、より一層退色がきれいな選定
が必要かと思います。
今回は塩基性パープル系でしたが
塩基性のパープルはメーカーによって
退色がさまざまです。
左はANAP
右は別メーカー
どちらもアルカリカラーでは出ない鮮やかです。
こちらを再度ブリーチします。
こうなりました。
ANAPのほうは綺麗に抜けてくれました。
こう見る限り
ANAPは残留が少なく、ブリーチ特有の
黄味も消してくれそうです。
別メーカーは紫感を長く感じるには
いいかと思いますが、
退色が紫➡︎青➡︎ターコイズ➡︎緑に
なりそうです。
インナーカラーだと別メーカーは
変化を楽しめて
いいかと思いますが、
表面カラーの場合は汚く見える
瞬間もありうる可能性があります。
なので退色が綺麗な選定は
大事だと僕は思います。
それぞれ入ってる染料は
メーカーによりさまざまなので
毛束実験はしていくのが良いでしょう。
特に塩基パープルって
青と赤をmixすれば作れるんですが
混色するとお互いの良いところも
悪いところもでるので緑っぽく抜けたり
赤っぽく抜けたりするので
塩基性は出来上がったものをシンプルに
使うのがいいかなぁと思います。